不動産会社向けAI電話研修「エフトレ」提供開始|ロープレ・E-ラーニングに

月間5,000件超の売却反響対応で蓄積した実データを、AIロープレの採点基準とEラーニング教材に反映

ミカタ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:荒川 竜介)は、不動産会社向けのAI電話研修サービス「エフトレ」の提供を開始しました。AIがお客様役となって電話対応を練習できる「AIロープレ」と、実務知識を学べる「Eラーニング」を組み合わせたサービスです。

最大の特徴は、当社が日々の売却反響対応で蓄積してきた実際の会話データをもとに開発していることです。売却反響コールを分析し、そこで得られた知見を、AIロープレのシナリオや採点基準、お手本対話、Eラーニング教材に反映しています。

※教材開発に使用する実データは、個人を特定できる情報を除き、匿名化・再構成したうえで活用しています。

▼エフトレ サービスサイト

https://mikata-airoleplay.com

不動産の電話研修でよくある3つの課題

不動産売却の反響対応では、お客様との最初の接点となる電話対応が成果を左右します。一方、現場の電話教育には次のような課題があります。

  • 新人が電話に苦手意識を持ち、反響が来ても電話を取りたがらない
  • ロープレに付き合う先輩社員の時間を確保できない
  • OJT中心のため、教える人によって対応品質に差が生まれる

さらに、研修で知識を身につけても、実際に寄せられる質問や断り文句は一人ひとり異なります。「相場だけ知りたい」「他社と比較している」「まだ売却するか迷っている」といった現場の会話と、研修内容にズレが生じることも課題です。

売却反響コール3,395件の分析でわかったアポ率の差

当社は不動産会社に代わり、月間5,000件超の売却反響対応を行っています。エフトレの開発にあたり、蓄積された通話のうち3,395件を分析しました。さらに1,565件を深掘りし、アポイントが成立した973件を含む通話を比較することで、成果につながる会話の特徴を抽出しています。

■ 日程を提示した通話のアポイント成立率は96%

分析対象の通話では、具体的な日程を提示した通話のアポイント成立率は96%でした。一方、日程の話が出なかった通話では10%にとどまりました。

■ 心理的な負担を下げる一言が、成立通話の48%に登場

「30分ほどで」など、お客様の心理的な負担を下げる表現は、アポイントが成立した通話の48%に登場しました。こうした会話から得た知見を、AIロープレのシナリオ、採点基準、音声付きのお手本対話、Eラーニング教材へ反映しています。

※数値は2026年9月時点・当社分析。

AI電話研修「エフトレ」でできること

■ AIロープレ:25シナリオ・3段階の難易度で繰り返し練習

お客様役のAIと、実際の売却現場を想定した電話対応を練習できます。シナリオは「初期対応」「中長期追客」「クレーム対応」など25本。難易度は3段階に分かれており、担当者の経験に合わせて選べます。AIは台本を読まずその場で受け答えを組み立てるため、同じシナリオでも返ってくる言葉は毎回変わります。

シナリオ一覧。難易度と実会話に占める割合を表示

■ 採点とフィードバック:終了直後に100点満点で講評

会話終了後、その場で採点とフィードバックを確認できます。「良かった点」と「こうすればもっと取れた」が文章で並び、会話の文字起こしと録音も残ります。実際にアポイントが成立した通話の分析をもとに作成した音声付きのお手本対話と、自分の対応を比較できます。

■ Eラーニング:約2,400問+宅建の実務問題392問

実際の売却反響対応で寄せられた質問と、それに対する切り返しをもとにした約2,400問を収録しています。加えて、宅地建物取引業に関する実務知識を学べるオリジナル問題392問も収録。電話対応に必要な知識と、不動産取引の基礎知識をあわせて学べます。

■ 管理者機能:社員ごとの進捗と成績をまとめて把握

管理画面では、社員ごとのロープレ実施回数・平均点・最終実施日が一覧で並びます。個人の詳細を開けば、シナリオ別の成績や1回ごとの講評まで確認できます。指導のために録音を頭から聞き直す必要はありません。

管理画面。社員ごとの実施回数・平均点と講評を表示

▲ 管理画面。社員ごとの実施回数・平均点と講評を表示

教材が更新され続ける仕組み

エフトレの教材は、提供開始時の内容で完結するものではありません。当社は現在も売却反響対応を行っているため、教材のもととなる新しい会話データが継続的に蓄積されています。新たに生まれた質問や切り返し、会話の傾向を分析し、Eラーニングの問題やAIロープレのシナリオに反映していきます。

実際の反響対応を行う事業とAI電話研修サービスを一体で運営することで、現場の会話を蓄積し、分析し、教育へ反映するというサイクルを継続できます。この仕組みそのものが、エフトレの強みです。

代表取締役 荒川 竜介 コメント

AIを使った研修サービスは、仕組みだけなら作ることができます。しかし、どんな会話を学ばせるかは、現場のデータを持っていなければ決められません。ミカタには、毎月5,000件を超える売却反響対応の録音データがあります。お客様が実際に何を聞き、どこで迷い、どんな言葉でアポイントを決めたのか。その記録が、エフトレの教材と採点基準のすべての土台になっています。データがあるからこそ作れた研修として、不動産会社の皆さまの電話対応力の向上に貢献していきます。

▼お打ち合わせのお申し込み

https://mikata-airoleplay.com